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独立行政法人 情報処理推進機構(略称:IPA、理事長:藤原 武平太)は、昨年10月に設立したソフトウェア・エンジニアリング・センター(略称:SEC、所長:鶴保 征城)と、 経済産業省 組込みソフトウェア開発力強化タスクフォースが協力して、組込みソフトウェア開発の分野における「人材の育成」や、「人材の有効活用」のための指針となる、『組込みスキル標準「ETSSI(*1)」』を策定しましたので、 本日よりホームページ上にて公開いたします。
(URL: http://sec.ipa.go.jp/download/200504eb.php)
組込みソフトウェアとは、「機器に組み込まれて機能を実現しているソフトウェア」のことです。我が国では、この組込みソフトウェア開発者不足が問題となっている事が、2004年版「組込みソフトウェア産業実態調査」報告書により明らかになりました。その問題を解決するためには、組込みソフトウェア開発者の育成が急務です。 組込みスキル基準は、その組込みソフトウェア開発に必要なスキルを明確化・体系化したものであり、組込みソフトウェア開発者の人材育成・活用に有用な「ものさし」(共通基準)として次の3つの要素を提供します。
スキル基準は組込ソフトウェア開発に必要な組込みスキルを「技術要素」、「開発技術」、「管理技術」に分類し、各々についてスキルカテゴリ、スキル粒度、スキルレベル(レベル1から4)に分類しました。
| ◆技術要素: | 組込みシステム開発で用いられるハードウェア、周辺装置、OS、ミドルウェア、ドライバなどのさまざまな要素をソフトウェアの側面から体系的に整理 |
| ◆開発技術: | 組込みソフトウェア開発に関する開発スキルとしてJIS X 0160(*2)において示されている分析から実装及びテストにいたるまでの開発作業に関するスキルを整理 |
| ◆管理技術: | ITスキル標準のプロジェクトマネジメントの知識領域とJIS X 0160において示されている支援プロセスを体系的に整理 |
| (スキル基準のスキルカテゴリ) | |
キャリア基準は、組込みソフトウェア開発に関わる職種を次の観点でフレームワークに整理しました。
教育カリキュラムは、組込みスキル標準に対応した教育訓練などを実施する際のガイドラインを提供するものです。
今回のDraft版では、組込み未経験者を受講対象者として、組込みソフトウェア開発業務に従事できる状態に人材育成することを目的とした組込みシステム開発未経験者向け教育カリキュラムを示しました。
(未経験者向け教育カリキュラムのイメージ図参照)
組込みソフトウェア開発に必要なスキルは多岐にわたりますが、スキル基準では”技術”にのみ着目し、ビジネスやパーソナルな活動に必要なスキルは定義していません。 これらについては、利用者側で必要に応じて追加するなどして対応することが望まれ、『組込みスキル標準ETSS概説書(2005年度版)』で活用に必要なイメージを提示しています。
2005年5月23日 IPA/SECのWEB「組込みソフトウェア開発力強化推進委員会活動報告」にて公開予定
URL:http://sec.ipa.go.jp/download/200504eb.php

