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情報処理技術者試験

第8回要求シンポジウム
〜要求の品質向上に向けた実践的アプローチ〜

開催情報

  情報システムが社会経済活動に欠かせないものになるにつれて、社会のシステムに対する依存度はますます高まってきています。また、オープン化、グローバル化の進展によりシステムがより複雑化すると共に、開発期間の短縮化やコスト制約の厳格化が一層求められる傾向にあります。
  こうした中、国民生活や社会経済活動の基盤となるシステムには、その開発において品質を向上させ、手戻りコストを低減するために、システム開発の上流工程からシステム品質を積極的に高めていく方法やシステム要求を効率的に確認する方法が求められています。その一方で、ビジネス戦略の根幹となるシステムには、環境変化への俊敏な対応が求められています。
  今回のシンポジウムでも、昨年に引き続き、情報システムの発注者であるユーザー、受注者であるベンダー、中立的な立場(研究者・業界団体)の3つの視点から要求工学の課題に迫ります。 システム要求に関して幅広くテーマをとりあげ、実践的な指針となる研究成果や事例の紹介や議論を行います。

UP  講演資料を公開しました。プログラム概要欄よりダウンロードいただけます。
  セミナー動画を公開しました。プログラム概要欄より視聴いただけます。

共催 独立行政法人情報処理推進機構 (IPA)
株式会社NTTデータ
開催日時 2014年3月3日(月)13:30〜17:55
開催場所 株式会社NTTデータ カンファレンスルーム
東京都江東区豊洲3-3-3 豊洲センタービル36F (アクセス情報
定員 200名
参加費 無料
募集対象 要求工学に興味を持つベンダー企業やユーザー企業の業界関係者、研究者、及び地方公共団体職員の方

※参加できない場合は、必ずキャンセル処理を行ってください。
※お席に限りがありますので、一部署より多くの方がご参加の場合には調整をお願いさせていただく場合があります。

プログラム

全体司会:冨安 寛 氏 (株式会社NTTデータ  技術開発本部  ソフトウェア工学推進センタ  センタ長)
時刻 概要
13:00 受付
13:30〜
13:35
開会のご挨拶

株式会社NTTデータ
執行役員 技術開発本部長
木谷  強
13:35〜
14:25
基調講演:
アーキテクチャ主導の企業情報システムへ


近年の大型化、複雑化した企業情報システムは、手組み増改築によるスパゲッティ化や、ERP・パッケージ乱立によるサイロ化で、将来に向けて多くの問題を抱えています。一方で企業システムは、ビジネスの変化によりいっそう俊敏に適応し、ROI向上に貢献する事が求められています。このような背景において、たえず進化し続けるIT-SEEDSを取り入れつつも、安定的なシステム運用を継続してゆく為には、企業毎のITアーキテクチャ・ポリシーが極めて重要となります。本講演では、ビジネスモデルとITアーキテクチャは表裏一体との認識の下、その選定に際しての勘所や、ユーザー企業にとっての理想的アーキテクチャの姿、さらにはそこに至るマイグレーション計画などを、実例をもとに説明します。

株式会社アイ・ティ・イノベーション
中山 嘉之 氏
講演資料ダウンロード PDF[4.99MB]


※動画が再生できない場合はこちら
14:25〜
15:15
特別講演:
地方公共団体の情報システム調達仕様書における非機能要件の標準化の取組みについて
〜非機能要求グレード活用シート(地方公共団体版)について〜


情報システムに求める要件には、大きく分けて情報システムに求める「機能要件」と「非機能要件」があります。非機能要件とは、情報システムに求められる要件のうち、この「機能」に関するもの以外の要件を指します。地方公共団体で利用する情報システムは共通性が多く、民間に比べても要件の標準化がしやすいという特徴があり、適用した場合の効果が期待できます。そのため、地方公共団体の情報システムが備えるべき非機能要件の標準化を実施することにより、地方公共団体の情報システムの安定的な稼働を推進することを目的に調査研究を行いました。 上記に当たり、非機能要件については、IPAから、一般向けに非機能要件をわかりやすく決定、表現することのできる充実した資料として、「非機能要求グレード」が提供されていたことから、本調査研究は、より地方公共団体で利用しやすくなるように、非機能要求グレード(地方公共団体版)を作成しました。

財団法人 地方自治情報センター
伊駒  政弘 氏
講演資料ダウンロード PDF[1.04MB]


※動画が再生できない場合はこちら
15:15〜
15:30
休憩
15:30〜
16:20
講演1:
アジャイル開発とスクラム〜顧客・技術・経営をつなぐ協調的ソフトウェア開発マネジメント


日本でも採用が進んできたアジャイル開発ですが、その根底には、80年代日本の製造業で行われていた暗黙知を利用した新製品開発手法があります。現在アジャイル開発において注目されている「スクラム」という名前は、野中郁次郎らが1986年に書いた「The New New Product Development Game」に由来しており、そこには、製品への要求を顧客との共体験を通して学び取り、それを仕様書ではなく体で開発に運ぶ、思いの伝達者としてのプロダクトオーナーの姿、すなわち、実践知リーダーシップのありかたが生き生きと書かれています。本講演では、アジャイル開発の概要をおさらいした後、近刊書籍『アジャイル開発とスクラム〜顧客・技術・経営をつなぐ協調的ソフトウェア開発マネジメント』の中から、知識創造モデル、および、実践知リーダーシップを中心に講演者自身の事例を交えてお話しします。

株式会社チェンジビジョン
平鍋  健児 氏
講演資料ダウンロード PDF[3.91MB]


※動画が再生できない場合はこちら
16:20〜
17:10
講演2: 運用と開発を高信頼化する要求保証技法の展開

DevOpsなどで運用と開発のギャップを埋める必要性が高まっています。本講演では、我々が提案して最近オープングループで標準化されたO-DA:Open Dependability through Assurednessや、ISO26262などの機能安全で採用されているディペンダビリティケースについて、運用や試験などへの具体的な適用事例を紹介します。さらに、説明責任を遂行するために、アクター概念を用いてディペンダビリティケースを拡張した研究事例についても述べます。

IPA/SEC 高信頼設計・検証技術WG 主査
名古屋大学 教授
山本  修一郎 氏
講演資料ダウンロード PDF[4.79MB]


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17:10〜
17:30
休憩
17:30〜
17:50
質疑応答 (パネルディスカッション)

コーディネーター:
IPA/SEC 高信頼設計・検証技術WG 主査
名古屋大学 教授
山本  修一郎 氏


※動画が再生できない場合はこちら
17:50〜
17:55
閉会のご挨拶

IPA/SEC 副所長
杉浦  秀明

アクセス情報

東京メトロ有楽町線豊洲駅1b出口、あるいは3番出口から徒歩1分

ご来場の際は公共交通機関をご利用下さい。
駐車場はございませんので、お車でのご来場はお控え下さい。

当日受付場所

株式会社NTTデータ 豊洲センタービル1F

参加申し込み

締め切り日時:2014年3月2日(日)  17時00分

お申し込みは締め切りました。