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情報処理技術者試験

【SEC特別セミナー】ソフトウェア高信頼化技術の産業界への展開
  〜最先端の産官学共同研究にみる欧州の動向〜

開催情報

  本セミナーでは、欧州から世界へ向けてソフトウェア高信頼化への取組みを推進している、英国ニューキャッスル大学 ジョン・フィッツジェラルド博士とデンマーク オーフス大学 ピーター・ゴルム・ラーセン博士により、システム開発におけるソフトウェアの信頼性向上のための欧州の産学官での協調した取組みについてご紹介します。
  また、九州大学 主幹教授 荒木 啓二郎 氏、一般社団法人組込みシステム技術協会 理事 漆原 憲博 氏及びIPA/SEC所長 松本 隆明の3名のパネリストを加え、「欧州と日本の信頼性向上技術の産業界への展開」をテーマにパネルディスカッションを行います。

講師プロフィール

Prof. John S. Fitzgerald, Newcastle University, UK
(ジョン・フィッツジェラルド博士)

Dr. John Fitzgerald英国 ニューキャッスル大学教授。ソフトウェアリライアビリティセンター(Centre for Software Reliability)センター長。
高信頼・高回復力システムの設計を支援するための技術開発に取り組んでいる。博士の研究分野は、厳密なシステム設計におけるモデルベース方法論であり、産学共同研究による論理基盤からツールを用いた工業応用の支援まで、多岐にわたる手法の開発に寄与。最近では、初めて形式的モデルベース手法をシステムズ・オブ・システムズに用いたEUFP7のCOMPASS(※1)プロジェクトを指揮したほか、組込みシステム設計のコ・モデリングとコ・シミュレーションに関するDESTECS(※2)プロジェクトでは、その方法論の開発を主導。現在は、多数の領域にわたる協調的なエンジニアリングの課題解決に取り組んでおり、学内初のCyber-Physical Systems Lab設立に向けて、準備を進めている。

(※1)Comprehensive Modelling for Advanced Systems of Systems /(※2)Design Support and Tooling for Embedded Control Software

Prof. Peter Gorm Larsen, Aarhus University, Denmark
(ピーター・ゴルム・ラーセン博士)

Dr. John Fitzgeraldデンマーク オーフス大学教授。ソフトウェアエンジニアリング科  科長
ソフトウェアエンジニアリングの研究グループを主導。一方で、First Time Right Technologies社を創設。1988年にデンマーク工科大学にて電子工学修士を取得、1995年に社会人博士課程修了。
開発エンジニアやマネージャとして産業界でキャリアを積み、セキュアなメッセージ処理やオプション取引など様々な分野で適用された独自開発の手法を世界に展開。2005年から学問の世界に戻る。現在の主たる研究目標は、十分な根拠に基づく技術の実装及び適用により、複雑な基幹業務アプリケーション開発の改善。具体的には、特にCyber-Physical Systemsの領域において、設計の初期段階における製品開発リスクの軽減のために、エンジニアを支援する強力なツールを作り出すことである。また、100編以上の論文を公表するなど、著作は多数。




UP  講演資料を公開しました。プログラム概要欄よりダウンロードいただけます。

主催 独立行政法人情報処理推進機構 (IPA)
技術本部 ソフトウェア高信頼化センター
開催日時 2014年10月29日(水)13:30〜17:45
開催場所 〒107-0061
東京都港区北青山2-8-44 4F
TEPIAホール(アクセスマップ
定員 250名
参加費 無料

※参加できない場合は、必ずキャンセル処理を行ってください。
※お席に限りがありますので、一部署より多くの方がご参加の場合には調整をお願いさせていただく場合があります。

ITコーディネータの方へ

本セミナーは、ITコーディネータ協会(ITCA)に後援をいただいていますので、実践力ポイント獲得の機会となります。ITコーディネータの方も奮ってご参加ください。
※ポイント認定につきましては、遅刻・早退を認めておりませんので、あらかじめご了承ください。

出席証明書はセミナー受付時にお渡ししますのでお申し出ください。  
セミナー終了後、事務局確認印を押印いたします。
氏名、ITC資格No.をご記入の上、受付にお越しください。(事務局確認印が無い場合、ポイントは無効です)

プログラム

時刻 概要
13:00 受付
13:30〜
13:40
オープニング

経済産業省
商務情報政策局 
情報処理振興課長
野口  聡 氏
13:40〜
14:35
「ディペンダブルシステムの理論から実践
:英国ニューキャッスル大学ソフトウェアリライアビリティセンターにおける活動」


英国ニューキャッスル大学ソフトウェアリライアビリティセンターでは、ディペンダブルシステム設計のために、種々の手法やツールを開発し、産官学での共同研究を行っています。
本講演では、センターの活動を中心に基本的なディペンダビリティの考え方や航空宇宙産業や家庭向け娯楽産業との協業などについて解説します。

(原文)
「Dependable Systems from Theory to Practice: Activities at the Centre for Software Reliability, Newcastle University」

The engineer's duty is to deliver products that can be trusted, even as, society places increasing reliance on networked devices and "systems of systems". In the Centre for Software Reliability, we develop methods and tools for dependable system design by bridging theory and practice, and by linking disciplines. In this talk, we will discuss basic dependability concepts, forms of collaborative research, and lessons learned from with industry including aerospace and home entertainment, and disciplines including formal methods and psychology.

英国ニューキャッスル大学
ソフトウェアリライアビリティセンター
センター長
Prof. John Fitzgerald
(同時通訳付き)
Dependable Systems from Theory to PracticePDF[13.3MB]


※動画が再生できない場合はこちら
※オリジナル(英語)の動画はこちら
14:35〜
14:45
休憩
14:45〜
15:40
「将来の情報処理システムの信頼性向上に向けた厳密な開発手法に関する欧州での取組み」

形式手法はシステム開発でのモデル化や分析のための厳密な開発手法です。
本講演では、EUのHORIZON 2020(※3)の研究・イノベーション分野の取組みの一つとして、厳密な開発手法である形式手法を採用した、信頼性の高いCyber-Physical Systems (CPS)構築の事例について解説します。
(※3)http://ec.europa.eu/programmes/horizon2020/en/what-horizon-2020 (外部リンク)

(原文)
「The European approach to use of rigor for improving trustworthiness of future ICT systems」

Formal methods are rigorous techniques for modelling and analysing computing systems during development. We will give a short overview of these methods and the current industrial trends in their use. We will describe the parts of the European Horizon 2020 (H2020) programme that focus on making Cyber-Physical Systems (CPS) more trustworthy, and exemplify how such European projects can further advance and deploy formal approaches. Finally we will offer collaboration opportunities for Japanese participants in new CPS research.

デンマーク オーフス大学
ソフトウェアエンジニアリング科  科長
Prof. Peter Gorm Larsen
(同時通訳付き)
The European approach to use of rigor for improving trustworthiness of future ICT systemsPDF[12.2MB]


※動画が再生できない場合はこちら
※オリジナル(英語)の動画はこちら
15:40〜
15:55
休憩
15:55〜
17:35
パネルディスカッション
「欧州と日本の信頼性向上技術の産業界への展開」


本パネルディスカッションでは、産官学それぞれの立場からの視点で、欧州と日本の信頼性向上技術の産業界への展開における現状、課題、打開策について討議します。
(同時通訳付き)

【モデレーター】
  IPA/SEC 連携委員
  新谷ITコンサルティング  代表
  新谷  勝利 氏

【パネラー】
  英国ニューキャッスル大学  ソフトウェアリライアビリティセンター  センター長  
  Prof. John Fitzgerald

  デンマーク オーフス大学  ソフトウェアエンジニアリング科  科長 
  Prof. Peter Gorm Larsen

  IPA/SEC 連携委員
  九州大学  大学院システム情報科学研究院  副研究院長  主幹教授
  荒木  啓二郎 氏

  一般社団法人組込みシステム技術協会  理事   技術本部長
  漆原  憲博 氏

  IPA/SEC 所長 
  松本  隆明
17:35〜
17:45
質疑応答
17:45〜
17:50
クロージング

参加申込み

締め切り日時:2014年10月28日(火)  17時00分

お申込みは締め切りました。