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情報処理技術者試験

SEC高信頼化技術適用事例セミナー
もう先送りにはできない、IoT時代に効果的な派生開発を適用事例から学ぶ


開催情報

 IPA/SECでは、複雑化・高度化する情報処理システム(組込みシステムを含む)を実現するソフトウェアの信頼性を確保するための取組みとして、2013年度から先進的な設計・検証技術についての適用事例を収集し、それらを報告書としてとりまとめて公開するなど、産業界での新技術の適用を進めるための活動を行っています(先進的な設計・検証技術の適用事例報告書)。収集した適用事例ではその技術に着目した理由、現場適用のための様々な工夫、適用した結果・効果等まで言及しており、新技術適用を検討されている方にとって示唆に富む有益な情報となっています。
 IoT時代においては、システムに対する要求の変化に対応することが事業を成功に導きます。この背景を踏まえ、本セミナーでは、上記の適用事例の中で派生開発について様々な視点から取り組んだものをピックアップして紹介します。

UP  講演資料を公開しました。プログラム概要欄よりダウンロードいただけます。

主催 独立行政法人情報処理推進機構 (IPA)
技術本部 ソフトウェア高信頼化センター
後援 特定非営利活動法人ITコーディネータ協会(ITCA)
開催日時 2016年3月31日(木)13:30〜17:35
開催場所 〒113-6591
東京都文京区本駒込2-28-8 文京グリーンコートセンターオフィス13階
独立行政法人情報処理推進機構内 会議室
アクセスマップ
定員 50名
参加費 2,000円(税込)
・参加費は、会場受付時に現金でお支払いをお願いいたします。
・受付にて、領収証を発行いたします。
・お釣りのないようにご用意をお願いいたします。
募集対象 組織の開発競争力を強化したい経営層、担当者、経営層に向けて派生開発の取り組みについて説明するための材料を収集したい開発現場のマネージャなど
受講券対象 「SECセミナー受講券」対象のセミナーです。受講券をお持ちの方はぜひご利用ください。
(※受講券のご使用方法については、受講券送付時のメールまたは、こちらをご参照ください。)

※セミナー会場でのお食事はお断りしております。ご了承ください。(飲み物のお持ち込みは可能です。)

ITコーディネータの方へ

本セミナーは、ITコーディネータ協会(ITCA)に後援をいただいていますので、実践力ポイント獲得の機会となります。ITコーディネータの方も奮ってご参加ください。
※ポイント認定につきましては、遅刻・早退を認めておりませんので、あらかじめご了承ください。

出席証明書はセミナー受付時にお渡ししますのでお申し出ください。  
セミナー終了後、事務局確認印を押印いたします。
氏名、ITC資格No.をご記入の上、受付にお越しください。(事務局確認印が無い場合、ポイントは無効です)

プログラム

時刻 概要
13:00 受付
13:30〜
13:35
オープニング

先進的な設計・検証技術の適用事例を収集し、それらの産業界での適用を進めるための普及活動について紹介します。

IPA/SEC 研究員
佐々木 方規
13:35〜
14:35
IoT時代に対応するためのXDDPの効果的な活用

日本経済が低迷する中で、「IoT」をビッグチャンスにしたい企業のトップは多いと思われます。しかし、多くのソフトウェアの開発現場では、これまで長期間にわたって安直に続けてきたオフショアによる派生開発によって、ソースコードが大きく劣化し、その上、ソフトウェアの開発技術力も空洞化しています。
IoTの出現とそれを取り巻く市場の要求を考えると、これ以上のオフショアによる派生開発の継続はありえません。そのうえ、デバイスにはRTOSすら搭載されていないケースも多く、このままではIoTの要求に対応できない事態すら予想されます。
これらの組織では、開発技術が空洞化している状況で、派生開発を自前で回しながら、早い時期に新規開発による作り直しが避けられないという深刻なジレンマに陥っています。
喫緊の課題は、派生開発に対応しながら、どうやって新規開発の技術を手に入れるかということです。
本講演では、IoTにおける問題を整理し、派生開発に特化した開発プロセスである「XDDP(※1)」を活用して目の前の派生開発に対応しながら、新規開発に備える方法を提案します。

(※1)XDDP:eXtreme Derivative Development Process

株式会社システムクリエイツ 代表取締役
派生開発協議会 代表
清水 吉男 氏
IoT時代に対応するためのXDDPの効果的な活用[1.18MB]
14:35〜
14:45
休憩
14:45〜
15:25
システム全体の再構築からはじめる派生開発の効率化
〜自動車:電動パワーステアリング開発での適用事例〜


要求の多様化・機能の複雑化・加えて短納期化が進む現在、派生開発の置かれている環境は厳しくなる一方です。自動車部品業界もその例外ではなく、弊社においても製品のバリエーションが増大することによる品質・コストへの影響が無視できないレベルになっています。そこで弊社では、将来にわたってこの状況に対峙していくために、全製品のベースとなる「標準成果物」をソフトウェアのみならずシステムレベルとなる上流工程から整備し、そこから効率的な派生開発を行う「プロダクトライン開発」ができる集団になることを目指しています。この標準成果物=コア資産を新規開発するにあたり、派生開発向けに提唱されているUSDM(※2)やPFD(※3)といった各種手法を実践しています。
本講演では、実践する上で得た気づきや工夫した点、今後の展望を紹介します。

(※2)USDM:Universal Specification Describing Manner
(※3)PFD:Process Flow Diagram

日本精工株式会社
ステアリング総合技術センター ステアリングR&Dセンター 
次世代コラムEPS開発部 副主務
高橋 寛之 氏
システム全体の再構築からはじめる派生開発の効率化[2.73MB]
15:25〜
16:05
プロダクトラインへの途:できるところから始めた効率化
〜非ソースコードのプロダクトライン化の事例〜


派生開発は再利用の形態の一つであり、広義の派生開発の中にはプロダクトライン開発が含まれます。プロダクトライン開発では、再利用をベースとしてコア資産というものを用意し、なるべくその中での組合せと一部の変更で製品やシステムを作り上げます。再利用できる対象には、要求、アーキテクチャ、詳細設計、コード、テスト文書、モデル、プロセス、その他あらゆる文書が考えられます。
本講演では、バリエーションが増え続ける製品のためのある文書群を、その共通性と可変性を分析してフィーチャモデルで表現してプロダクトラインとして扱った例を紹介します。そこに自動化ツールを適用することによって、さらなる作業の高精度化と効率化が達成されたことも併せて示します。

株式会社SRA
産業第1事業部 ソフトウェアプロダクトラインエキスパート
林 好一 氏
プロダクトライン開発[397KB]
16:05〜
16:15
休憩
16:15〜
16:25
派生開発の動向について

これから派生開発に取り組む時に必要となる活動を推進している団体の動向などを紹介します。

株式会社システムクリエイツ 代表取締役
派生開発協議会 代表
清水 吉男 氏
16:25〜
16:35
SIG(special interest group)の進め方について

今回のセミナーでは、派生開発に取り組まれている多くの方々にご協力いただいております。この機会を利用して、派生開発について意見交換をしていただくためにSIGを開催いたします。SIGでは、派生開発に関する複数の特定テーマについて、参加者同士で情報の交換をしていただきます。各テーマについて、それぞれ講師の方にSIGリーダーをお願いしております。スムースに運営するためにSIGの進め方を説明した後、テーマ毎に分かれていただきます。

IPA/SEC研究員
佐々木 方規
16:35〜
17:35
さあSIG(special interest group)をはじめましょう

テーマ1:新規開発の準備の仕方
テーマ2:そもそも効率的な開発とは何か?
テーマ3:エンタープライズ系と組込み系との協創・棲み分けをどう図っていくのか?
テーマ4:鉄板!人材育成に不可欠なものは何か?
テーマ5:派生開発技術の導入障壁を乗り越え、現場への定着をいかに達成するか

受講者には、当日受付で参加するSIGテーマを申告していただきます。特定のテーマに希望が集中した場合は、ご来場順とさせていただきます。

参加申込み

締め切り日時:2016年3月30日(水)  17時00分



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 スマートフォンやタブレット端末でご提示いただくことも可能です。
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