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情報処理技術者試験

激動のIoT時代を見据えた組込みシステム価値向上とは?
〜2016年度 製品・制御システム高信頼化部会成果報告〜

開催情報

  2016年度IPA/SEC「製品・制御システム高信頼化部会」の活動成果を紹介します。
当部会では、部会の活動方針に従って具体的な検討作業を行う2つのWG(Working Group)「未然防止知識WG」と「システム安全性・信頼性分析手法WG」を設けて活動を行いました。

  • 「未然防止知識WG」の活動報告は、3月に公開した「障害未然防止のための設計知識の整理手法」の解説と、企業内の障害未然防止のための活動事例を紹介します。
  • 「システム安全性・信頼性分析手法WG」の活動報告は、3月に公開した「はじめてのSTAMP/STPA(実践編)」の中から、「エンタープライズ系システム解析事例」をSTAMP/STPAの手法の概要を説明したうえで、解説します。

UP  講演資料を公開しました。プログラム概要欄よりダウンロードいただけます。

主催 独立行政法人情報処理推進機構 (IPA)
後援 国立大学法人北陸先端科学技術大学院大学(JAIST)
特定非営利活動法人ITコーディネータ協会(ITCA)
開催日時 2017年5月29日(月)13:30〜17:30
開催場所 〒108-6019
東京都港区港南2丁目15番1号 品川インターシティA棟19階
国立大学法人北陸先端科学技術大学院大学
東京社会人コース(東京サテライト)Room CDEアクセスマップ
定員 60名
参加費 無料
募集対象 組込み分野及びエンタープライズ分野のシステム開発・ソフトウェア開発に携わる事業者
(経営者、開発責任者、品質責任者、開発者)
配布物 ・「はじめてのSTAMP/STPA」または新規発行予定書籍
・SEC journal最新号
・事業成果集DVD 「IPA/SEC 早わかり(2016年度上期版)」

ITコーディネータの方へ

本セミナーは、ITコーディネータ協会(ITCA)に後援をいただいていますので、実践力ポイント獲得の機会となります。ITコーディネータの方も奮ってご参加ください。
※ポイント認定につきましては、遅刻・早退を認めておりませんので、あらかじめご了承ください。

出席証明書はセミナー受付時にお渡ししますのでお申し出ください。  
セミナー終了後、事務局確認印を押印いたします。
氏名、ITC資格No.をご記入の上、受付にお越しください。(事務局確認印が無い場合、ポイントは無効です)

プログラム

※プログラムが変更になる場合があります。

時刻 概要
13:00 受付
13:30〜
13:40
オープニング

IPA/SEC 調査役
三原 幸博
13:40〜
14:10
IoT時代の安全設計・障害未然防止のために「気づき力」を高める
〜「製品・制御システム高信頼化部会」2016年度活動概要紹介〜


IPA/SEC「製品・制御システム高信頼化部会」の2016年度活動概要を紹介します。 あらゆるモノとヒトが繋がるIoT時代の製品・制御システムでは、従来の高信頼化手法では不十分です。ここでは、システムの外部環境・仕様・実装の動的変化を前提とし、安全設計・障害未然防止のために設計者や運用者の「気づき力」を高める手法や教育が重要になってきます。当部会の活動を「気づき力」の視点から紹介します。

IPA/SEC 製品・制御システム高信頼化部会 主査
国立大学法人北陸先端科学技術大学院大学
先端科学技術研究科 教授
内平 直志 氏
IoT時代の安全設計・障害未然防止のために「気づき力」を高める[0.97MB]
14:10〜
14:50
「障害未然防止のための設計知識の整理手法」解説

情報処理システムや組込みシステムを開発する企業は、障害の再発防止や未然防止のために、いわゆる「過去トラDB(過去トラブルデータベース)」に、障害事例を蓄積し、その活用を考えていますが、現実にはあまり活用できてません。IPA/SECでは、障害情報の記録から、設計知識を抽出し、障害の未然防止のために有効活用できる方法を検討しました。障害情報記録から設計知識を抽出するための観点を示し、抽出した設計知識を構造的に整理することができれば、「過去トラDB」が障害の再発防止や未然防止のために活用できるようになります。

IPA/SEC 研究員
松田 充弘
障害未然防止のための設計知識の整理手法(組込みシステム編)[2.22MB]
14:50〜
15:30
機能共鳴分析法(FRAM)によるリスク特定教育の実践事例
−失敗事例のリスクマネジメント教育への活用−


障害未然防止のため、機能共鳴分析法(FRAM)を使ってリスクを特定する教育の実践例を紹介します。FRAM(Functional Resonance Analysis Method)は、レジリエンスエンジニアリングを実現する代表的な手法であり、主に社会技術システムの事故解析やリスク評価を実施するための手法です。情報システムの運用・保守作業で発生した障害の未然防止をねらい、FRAMでモデル化した障害事例を使ったリスク特定のための社内教育を紹介します。

IPA/SEC 未然防止知識WG
日本電気通信システム株式会社
品質推進本部 ソフトウェア技術センター
エキスパート
羽田 裕 氏
機能共鳴分析法(FRAM)によるリスク特定教育の実践事例[2.94MB]  
15:30〜
15:40
休憩
15:40〜
16:00
2016年度WG活動紹介とSTAMP/STPA概説

IPA/SECは2016年4月にSTAMP初心者向け導入ガイド「はじめてのSTAMP/STPA〜システム思考に基づく新しい安全性解析手法〜」を公開し、多くの産業界の方々に参考にされています。IPA/SEC「システム安全性・信頼性分析手法WG」では引き続き、実開発現場でどのようにしたらSTAMP/STPA分析を効果的に活用できるかを検討し、その活動成果をまとめて2017年3月に「はじめてのSTAMP/STPA(実践編)」を公開しました。本セクションでは、当WGの活動を紹介し、併せて「STAMPとは?」、「STPAとは?」を概説します。

IPA/SEC 調査役
石井 正悟
2016年度WG活動紹介とSTAMP/STPA概説[2.81MB]
16:00〜
17:00
「STAMP/STPA活用事例〜エンタープライズ系システム解析事例〜」解説

2017年3月に公開した「はじめてのSTAMP/STPA(実践編)」から、エンタープライズ系にSTAMP/STPAを適用した事例を解説します。複雑システムに適した手法として開発されたSTAMP/STPAは、航空宇宙や自動車業界などでの活用が注目を集めていますが、金融、流通、通信などの社会生活を支えるエンタープライズ系システムでも「安全」の重要性は同様に高まっていると考えられます。ネット通販システムを例題としたSTAMP/STPA分析について「システム安全性・信頼性分析手法WG」で検討した結果を報告します。

IPA/SEC IoTシステム安全性向上技術WG(旧システム安全性・信頼性分析手法WG)
日本電気株式会社
ソフトウェアエンジニアリング本部
マネージャー
向山 輝 氏
STAMP/STPA活用事例[1.88MB]
17:00〜
17:15
「2017 STAMP Workshop」参加報告

STAMP Workshop2017が2017年3月27日〜30日までマサチューセッツ工科大学MIT(ボストン、米国)で開催されました。安全性解析という専門分野だけの国際会議でありながら、参加者が増え続ける本ワークショップの魅力を報告します。今回の特徴、参加者の動向、注目すべき発表、産業界への適用事例、今後の計画等の紹介を通じて、Nancy Leveson教授の推進してきたSTAMPのグローバルな広がりをお伝えします。

IPA/SEC 研究員
金子 朋子
「2017 STAMP Workshop」参加報告[1.63MB]
17:15〜
17:30
質疑応答

参加申込み

締め切り日時:2017年5月26日(金)  17時00分



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